FILE 63 附1

『浄瑠璃史研究−浄瑠璃本を基礎資料として−』(博士論文)、『浄瑠璃本史研究』(八木書店発行)目次 神津武男

 

浄瑠璃史研究−浄瑠璃本を基礎資料として−  浄瑠璃本史研究
序(内山美樹子)i
緒言序ノ2
目次序ノ3
序論
  一、研究動向と本書の狙い2
  二、浄瑠璃本の所在調査3
  三、本書の構成5
  四、版元研究の意義8
第一部 浄瑠璃本研究第一部 浄瑠璃本研究
第一章 浄瑠璃本の種類と性格3第一章 浄瑠璃本の種類と性格27
 第一節 「通し本」 「抜き本」 「道行揃」の名称について 第一節 「通し本」 「抜き本」 「道行揃」の名称について
  一、「稽古本」の名称について  一、「稽古本」の名称について
  二、「通し本」 と 「抜き本」の名称について  二、「通し本」 と 「抜き本」の名称について
  三、「道行揃」の名称について  三、「道行揃」の名称について
 第二節 「通し本」概説13 第二節 「通し本」概説36
  一、 七行本  一、 七行本
  二、『鸚鵡ヶ杣』の諸本
  三、山本版における七行本のはじまり
  二、 十行本  四、 十行本
  三、 道行揃  五、 道行揃
  四、 「献上本」 について  六、 「献上本」 について
 第三節 「抜き本」概説34 第三節 「抜き本」概説63
  一、 浄瑠璃本史上の「抜き本」の位置付け  一、 浄瑠璃本史上の「抜き本」の位置付け
  二、 後期「抜き本」の性格と古例  二、 後期「抜き本」の性格と古例
  三、 初期「抜き本」  三、 初期「抜き本」
  四、 大坂五行本の興隆  四、 大坂五行本の興隆
  五、 京都の抜き本  五、 京都の抜き本
  六、 江戸の抜き本  六、 江戸の抜き本
第二章 浄瑠璃本の刊行日59第二章 浄瑠璃本の刊行日
 第一節  浄瑠璃本刊行に至る日数 第一節  浄瑠璃本刊行に至る日数89
  一、 刊行日に関する既知の資料  一、 刊行日に関する既知の資料
  二、 刊行日に関する未紹介の資料  二、 刊行日に関する未紹介の資料
  三、 刊行日の平均的数値  三、 刊行日の平均的数値
 第二節  初日後五十日とみた場合の疑問68 第二節  初日後五十日とみた場合の疑問98
  一、 浄瑠璃本の出板手続き  一、 浄瑠璃本の出板手続き
  二、 浄瑠璃本の刊行日と、 次回興行との前後関係  二、 浄瑠璃本の刊行日と、 次回興行との前後関係
  三、 古浄瑠璃時代の、 浄瑠璃本の刊行日  三、 古浄瑠璃時代の、 浄瑠璃本の刊行日
第三章  浄瑠璃本における修訂の問題83第三章  浄瑠璃本における修訂の問題
 第一節  修訂の種類 第一節  修訂の種類114
  一、 内題  一、 内題
  二、 作者  二、 作者
  三、 年記  三、 年記
  四、 丁付  四、 丁付
  五、 本文  五、 本文
 第二節  本文改修の契機 95 第二節  本文改修の契機 124
  一、 訂正  一、 訂正
  二、貴名忌避  二、貴名忌避
  三、徳川将軍家に関わる表現  三、徳川将軍家に関わる表現
  四、 祇園祭礼信仰記  四、 祇園祭礼信仰記
第二部  板元研究第二部  板元研究
板元研究序説115
第一章  先行研究の成果と課題118第一章  先行研究の成果と課題143
 一、 奥付を資料とする先行研究 一、 奥付を資料とする先行研究
 二、 「板木」を資料とする先行研究 二、 「板木」を資料とする先行研究
 三、 先行研究の成果 三、 先行研究の成果
 四、 今後の課題 四、 今後の課題
 五、『仮名手本忠臣蔵』 の諸板 五、『仮名手本忠臣蔵』 の諸板
 六、七行本各板の刊の先後 六、七行本各板の刊の先後
 七、十行本各板の刊の先後(京都板) 七、十行本各板の刊の先後(京都板)
 八、 十行本各板の刊の先後(金沢板) 八、 十行本各板の刊の先後(金沢板)
 付論 144 付論 169
第二章  豊竹座初演作品板木の移譲経過 (正本屋西沢九左衛門旧蔵板木を例として) 163第二章  豊竹座初演作品板木の移譲経過 (正本屋西沢九左衛門旧蔵板木を例として) 189
 一、 先行研究 一、 先行研究
 二、正本屋西沢小兵衛の、九左衛門旧蔵板木所有 二、正本屋西沢小兵衛の、九左衛門旧蔵板木所有
 三、 万屋保井仁右衛門の、九左衛門旧蔵板木所有 三、 万屋保井仁右衛門の、九左衛門旧蔵板木所有
 四、 小兵衛から、玉水への板木移動 四、 小兵衛から、玉水への板木移動
 五、 小兵衛はなぜ、 板木を手放したのか 五、 小兵衛はなぜ、 板木を手放したのか
 六、九左衛門はなぜ、 板木を手放したのか 六、九左衛門はなぜ、 板木を手放したのか
 付論 192 付論 217
第三章  江戸初演作品板木の移譲経過(上総屋利兵衛旧蔵板木を例として)203第三章  江戸初演作品板木の移譲経過(上総屋利兵衛旧蔵板木を例として)225
 一、 『讐報春住吉』の初演地 一、 『讐報春住吉』の初演地
 二、 『讐報春住吉』の開板者と初演劇場 二、 『讐報春住吉』の開板者と初演劇場
 三、 「石渡利助」改名時期 三、 「石渡利助」改名時期
 四、 復帰後の上総屋による増摺 四、 復帰後の上総屋による増摺
 五、 大坂板の諸本 (一) 五、 大坂板の諸本 (一)
 六、 大坂板の諸本 (二) 六、 大坂板の諸本 (二)
 七、 上総屋利兵衛の動向と、 江戸初演作品板木の江戸流出について 七、 上総屋利兵衛の動向と、 江戸初演作品板木の江戸流出について
 八、江戸初演浄瑠璃本板木の江戸流出の背景 八、江戸初演浄瑠璃本板木の江戸流出の背景
第四章  最後の浄瑠璃本板元・加島屋竹中清助247第四章  最後の浄瑠璃本板元・加島屋竹中清助269
 一、 竹中清助の開業年 一、 竹中清助の開業年
 二、 加島清助旧蔵板木の移譲経過(樋口三郎兵衛の関わり) 二、 加島清助旧蔵板木の移譲経過(樋口三郎兵衛の関わり)
 三、 竹中清助の浄瑠璃本出板 三、 竹中清助の浄瑠璃本出板
 四、 竹中清助二代 四、 竹中清助二代
 五、竹中清助の取次店−−福知山下新町・横川芳林堂の例 五、竹中清助の取次店−−福知山下新町・横川芳林堂の例
第三部  歴史研究第三部  歴史研究
第一章 『奥州秀衡・跡目争論/伽羅先代萩』の初演興行について267第一章 『奥州秀衡・跡目争論/伽羅先代萩』の初演興行について291
 一、 安永七年京都初演本 一、 安永七年京都初演本
 二、天明五年江戸初演本 二、天明五年江戸初演本
 三、『伽羅先代萩』江戸初演興行の二つの段階 三、『伽羅先代萩』江戸初演興行の二つの段階
 四、江戸の人形浄瑠璃興行の上演方法 四、江戸の人形浄瑠璃興行の上演方法
 付論288 付論
第二章 『増補/生写朝かお話』の成立とその時代 291第二章 『増補/生写朝かお話』の成立とその時代 311
 一、 浄瑠璃史の十九世紀 (その 一) 一、 浄瑠璃史の十九世紀 (その 一)
 二、浄瑠璃史の十九世紀 (その二) 二、浄瑠璃史の十九世紀 (その二)
 三、 浄瑠璃『生写朝顔話』の作者 三、 浄瑠璃『生写朝顔話』の作者
 四、『生写朝顔話』初演興行 四、『生写朝顔話』初演興行
 五、『生写朝顔話』の諸本と、通し本の位置 五、『生写朝顔話』の諸本と、通し本の位置
付論393
第四部  作品研究第四部  作品研究
第一章  「奥州安達原』第三ノ切「袖萩祭文の段」377第一章  「奥州安達原』第三ノ切「袖萩祭文の段」397
 一、 「袖萩祭文」の問題点 一、 「袖萩祭文」の問題点
 二、 「袖萩祭文」 江戸板六行本 二、 「袖萩祭文」 江戸板六行本
 三、 巴太夫添削本文と、 現行本文 三、 巴太夫添削本文と、 現行本文
 四、 初世巴太夫の添削活動 四、 初世巴太夫の添削活動
 五、 「現行本文の成立過程」という研究課題 五、 「現行本文の成立過程」という研究課題
 六、 その他の太夫による添削例 六、 その他の太夫による添削例
 七、 「添削山田案山子」の位置付け 七、 「添削山田案山子」の位置付け
 翻刻400 翻刻418
第二章  『本朝廿四孝』第三ノ切「勘助住家の段」415第二章  『本朝廿四孝』第三ノ切「勘助住家の段」429
 一、 大序以後の展開からみた解釈 一、 大序以後の展開からみた解釈
 二、竹本座戯曲史からみた解釈 二、竹本座戯曲史からみた解釈
 三、 名跡 「山本勘助」の相続をめぐる争い 三、 名跡 「山本勘助」の相続をめぐる争い
 四、 老母の狙い 四、 老母の狙い
 五、 現行本文の成立時期 五、 現行本文の成立時期
第五部  資料紹介第五部  資料紹介
第一章 抜き本『今代源氏東軍談』と通し本『前太平記今様姿』445第一章 抜き本『今代源氏東軍談』と通し本『前太平記今様姿』457
 一、 『前太平記今様姿』 一、 『前太平記今様姿』
 二、『前太平記今様姿』『今代源氏東軍談』と、淡路座との関連 二、『前太平記今様姿』『今代源氏東軍談』と、淡路座との関連
 三、『前太平記今様姿』『今代源氏東軍談』の成立時期 三、『前太平記今様姿』『今代源氏東軍談』の成立時期
 四、天満屋武兵衛について 四、天満屋武兵衛について
 五、天満屋武兵衛の活動時期 五、天満屋武兵衛の活動時期
 六、『今代源氏東軍談』の諸本 六、『今代源氏東軍談』の諸本
 翻刻477 翻刻486
第二章  『和泉式部軒端梅』と江戸人形浄瑠璃関係新出資料491第二章  『和泉式部軒端梅』と江戸人形浄瑠璃関係新出資料501
 一、 『和泉式部軒端梅』の書誌と、初日と作者 一、 『和泉式部軒端梅』の書誌と、初日と作者
 二、『和泉式部軒端梅』の内容と、原作 二、『和泉式部軒端梅』の内容と、原作
 三、豊竹肥前掾供養塔 三、豊竹肥前掾供養塔
 四、新出人形浄瑠璃番付四種について 四、新出人形浄瑠璃番付四種について
 翻刻512 翻刻522
第三章  『義太夫節根元抄』 543第三章  『義太夫節根元抄』 543
 一、 『義太夫節根元抄』の諸本 一、 『義太夫節根元抄』の諸本
 二、『義太夫節根元抄』の資料的価値 二、『義太夫節根元抄』の資料的価値
 翻刻551 翻刻551
付録  近松没後義太夫節初演作品一覧(未定稿) 571付録  近松没後義太夫節初演作品一覧(未定稿) 571
 一、 義太夫節初演作品の数 一、 義太夫節初演作品の数
 二、整理の目的と問題 二、整理の目的と問題
 リスト「近松没後義太夫節初演作品一覧」579 リスト「近松没後義太夫節初演作品一覧」581
付録 『曽根崎心中』黒部市教育委員会本(影印)641
 収録論文初出一覧651 収録論文初出一覧657
あとがき 655あとがき 661